ただの甘えか、病気か。
時系列的にはこの話の続きです。
bokumobzo.hatenablog.com
「ちょっとこの本を読んでみてください。」
休職してからしばらく通ってた心療内科の先生に
そう言われ、受けとった本には
気分変調性障害の文字が書いてあった。
私には理解ができなかった。
ただ、その本には私の心境や性格、問題が
そのままと言っていいほど書かれていた。
わかるわ〜。
そうそう、こう考えちゃうんだよね。
何て思いながら読み進めた。
やっぱり病気なのかもと思い始めた。
でも、単なる鬱だと思っていたから、
ある日を境に「貴方の性格そのものが病気です」
と言われても、私自身すぐには飲み込めなかった。
今も飲み込めてはいない。
え？急に病気って言われても。
この病気が治ったら私の性格はどうなるんですか？
そもそも、病気？性格が病気？
頭の中が疑問文で一杯になる。
もしかしたら、これは病気ではなく、
ただの甘えかもしれない。
私が今向き合わなきゃいけない問題に対して
ただ逃げている、それ故の甘えだと。
病気と思いたい私。
思いたくない私。
甘えと思わなきゃといけない私。
思わなくてもいい私。
色んな私が顔を出しては頭の中を
めちゃくちゃにして去っていく。
何が正解かも分からせてくれない。
本当はね、ゆっくり治療も受けたいし、
寛解させたいんだけど、
働かざるを得ない理由があるし、休めない。
治った後が怖い。
どんな自分になってしまうのか。
もう頑張らなくてもいい、ゆっくり休んでいい。
なんて言ってもらえる優しい世界ではないから
今日も私は生きなきゃいけない。
生かされるのだ。
