”だから”じゃなく”でも”
心を動かされるような何かに出会った時。
例えばオリンピックで歴史的な瞬間を目にした時、
大好きなアーティストのライブを観た時
様々なプラスの感情を抱くだろう。
日常生活の中でも、仕事で同期が頑張っているとか
家族が身を粉にして頑張っているとか
あなた自身刺激を受けることも多いはずだ。
あの人も頑張っているんだ、だから私も。
あの曲に凄い元気もらった、だから私も。
そういう風に人は出会った何かを推進力にしていく。
私はその逆だ。
だからの部分がでもになってしまうのだ。
あの人が頑張っている、でも私はそれに比べて…
と考えてしまうのだ。
意識して変えようとはしてみたが、
上手くはいかなかった。
他人は他人、自分は自分とよく言うけれど、
私には他人も自分も変わらなく感じてしまう。
確かに能力も違うし、持っている感情、経験、
容姿、全てが違うのに、
たったどこかで共通点があったから、
一緒に思えてきてしまう。
例えば、学校が一緒だった、部活が一緒、
職場が一緒、やることは私と変わっていなかったのに
何故ここまで私と差がついたのだろうと、
不思議に思う。
それが、"でも"と考えてしまう発端になっている
かもしれない。
私なんかダメだと思わされるのだ。
何に対しても劣等感を抱かなきゃ気が済まない。
たまには優越感に浸りたい。
どれくらい浸りたいか？
おでんの大根ぐらいには浸りたい。
しみしみになるくらいにね。
でも、リスペクトする気持ちは忘れたく無いのよ。
では、
この辺で、お暇いたします。
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