浅いぬるま湯で溺れる。
先日、友人の母親が亡くなったと連絡を受けた。
そうか、私たちの年齢になってくると、
いつ親が亡くなってもおかしくないのかもしれない。
早いうちに、親を亡くしている人もいれば、
家族が1人もいない人もいる。
親から虐待を受けた人もいる。
世界に目を向けると、
学校にすら通えない人もいるし、
大人になる前に死ぬ人もざらにいる。
様々な人がいる中、
私が普通の生活を送ることができていることが、
いかに恵まれていることなのか。
改めて考えさせられた。
私が苦しいと思っている生活は、
基本的に浅いぬるま湯の中で、
その中で溺れて、苦しいと思っている。
落ち着けば、底に足がつくのに、
ぬるま湯だから冷たくも熱くも無いのに、
勝手に苦しくなっている。
所詮、全部ぬるま湯の中の出来事。
側から見たら、それがどうしたものか状態。
私の苦しみは苦しみじゃ無いのだ。
でも、ぬるま湯から出る方法が分からない。
生まれてからずっとぬるま湯の中で生きてきた私は、
ぬるま湯しか知らないのだ。
あっついお湯や冷たい氷水の世界は、
私は経験したことがない。
飛び込むべきなのかすらわからない。
でも、そんな世界に行ってしまったら、
柔な私はきっと、即死なんだろうな。
順応なんか出来っこないもん。
いっそ、溺れる私を一つの作品として、
見てもらった方がいいのかもしれない。
コメディとしてね。
では、
この辺で、お暇いたします。
バナーをクリック、タップして下さると、
もぶ三、とっても嬉しいです。