嫌われて当たり前。
私を好きになる人なんかいない。
私は嫌われて当たり前なんだ。
と、物心ついたときからそう思っていた。
何かと鼻につくのかもしれない。
中学生の頃は真面目か不真面目かで言ったら、
真面目なタイプで、
校則も破ったりしないし、学級委員になったり、
そんなタイプだった。
別に、そうしたくてなったわけでもないが、
ルールを破るメリットが私にはなかったから、
そうしていただけで、
つい、目をつけられてしまう。
お節介が嫌味に聞こえてしまったり、
良かれと思って先生に報告してしまったり、
そんなことをしているうちに、
ある日、私の数学の問題集がなくなってしまった。
一週間経っても出て来なくて、
どこに行ったんだろうと思っていた時に、
担任の先生から職員室に来るように言われ行くと、
そこには、私の問題集がビリビリになって置いてあった。
あ、あったんだと思うと同時に、
なんで、自分が?とその当時は思った。
しかし、振り返ってみると、
嫌われて当たり前のことしかしてなかった私は、
数学の問題集を破かれて当然だったのかもしれない。
その時に、はじめて私は、
私の一挙一動って嫌われるんだ、
じゃあ目立たないようにしないと、
と思い今に至るのである。
今でもその考えはしみついているので、
対人関係を構築するときも、
どうせこの人は私の事嫌っている、
私との関係は良くなっても±0で止まる。
プラスになんかならない。
だから、私には友達が出来ない。
では、
この辺で、お暇いたします。
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