なったもん負け。
私の病気、気分変調性障害には、
完治という概念はなく、
寛解という言葉が用いられる。
寛解というのは、
症状がほぼ消失し、臨床的にコントロールできる
そんな状態のことを言う。
ピンとこない方もいるはずだ。
簡単に言えば、完璧に治ったわけではなく、
再発する可能性があるよ、ということだ。
そう、治ることはないのだ。
私のこの病気(病気って言い方はピンとこない。)は、
ずっと付き合って行かないといけない。
なんか、そんなことを聞くと、
損じゃないかって思いますよね。
私もそう思いますもん。
普通に生活してきて、
障がいも何もなく生きてきたのに、
急に周りの環境からこういう風になって、
病気ですって言われて、
しかも、完治することはないなんて言われたら、
ひとたまりもない。
そんなもん、病気になったもん負けじゃん。
通院には保険が効いても、ある程度の出費はあるし、
心療内科に通院となると、周りの目は気になるし、
障がい者手帳ももらえないとなると、
いかに自分が生きにくいかを思い知ることができる。
私も好きで病気になったわけじゃないのにな。
なぜ、こうなったんだろうか。
って思い返すと、
周りはみんな元気にしているから。
やっぱり自分に原因があるんだろうと思うんですよね。
はあ。
では、
この辺で、お暇いたします。
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