暗闇に引き込まれるような感じで。
もう起きれなくても良い、
起きたくないんだと、
寝る前にぼそっと呟く。
誰も聞いていないから、
誰にも心配されないから、
私は独り、そんなことを呟いて眠りにつく。
そう、呟くと、
なんだが、落ちるように眠ることができる。
今見ている景色が、
どんどん遠くに行くような感じがして、
私もついにこの世とお別れするのかなと
そんな変なことを考えていると気付いたら寝ている。
けれども、
そうやって寝て、起きたときの
絶望感たるものは筆舌しがたい。
また、一日が始まってしまう。
生きなければ、働かなければいけない。
働かなくても、動かなくても、
生きてはいけるが、生き地獄になるだけ、
だから、今日も私は
働きに出なければならない。
そんな風に一日を終えるから、
つい、この世に別れを告げたくなるような、
寝方をしてしまうのかもしれない。
包み込まれるベッドとかあれば良いんだけどな、
でも、私寝返り頻繁に打つ人だから、
ある程度の反発も必要だし、
そんないいとこどりのベッドはどうせ高いし、
もっと楽に寝たいよね。
気楽に、今日も一日頑張りました、
また明日も一日頑張れますように、
おやすみなさいって。
では、
この辺で、お暇いたします。
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