哀れみの視線。
私は生まれてからこの方彼女がいない。
という設定で生活をしている。
どちらかというと恋愛に興味がない。
そんな人間になっている。
確かに男女の恋愛はしたことないが、
同性同士だと付き合いはある。
全く別物なんですけどね。
でも、付き合ったことありますなんて言ったら、
どうせ面倒くさいことになるし、
どういう設定にしているか忘れそうだから、
いないと言う方が潔いのだ。
ただ、これからはどうなるのだろうか。
こんな歳にもなんて彼女がいないのはおかしい。
そんな風に思われるのかもしれない。
同年代の人たちは結婚をして、子供もいるのに、
あの人は独りで、恋人もいないなんてと、
周りに哀れみの視線を向けられるのかもしれない。
そんな時、私はどう対応すればよいのだろうか。
その視線をどう捉えればよいのか。
とても不安である。
本当のことを言ってしまうのが手っ取り早い。
ただ、言ったところで、恋人がいないことに
変わりはない。
ましてや、
日本では同性婚が認められそうにもないので、
死ぬまで事実上独身となるのは
わかりきったことなのだ。
哀れみの視線を跳ね返すほど強くはない。
そうです。と悲しい事実を受け入れるしかない。
だったら、相手紹介してくださいよ~
なんて、おどけて見せるのもありなのかも。
でも、どちらにせよ私は、
哀れみの視線を向けられていると感じているから、
振る舞い方を変えたところで意味がないことか。
もう自分の素性を明かさずに生活したいよね。
適度な距離感で生きたい。
わがままか。
では、
この辺で、お暇いたします。
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